服は“数より適正サイズ”|失敗しないワードローブ10着
サイズを決める3点(肩・丈・ウエスト)
おしゃれは足し算ではなく**“適正サイズの管理”。まず肩幅。ジャケットは肩線が肩先にぴたりと合い、肩が浮かないこと。次に丈。シャツはヒップの中間で止まり、パンツはノークッション〜ワンクッションに調整。袖丈は親指付け根の骨が隠れるくらいが上品だ。ウエストはベルトなしでも落ちないのが理想(指が1〜2本入る余裕)。デニムは腰骨で止まり、ヒップに横ジワが出ないもの。スラックスはわたり幅に指1本の余白を目安にすると膝下が美しく落ちる。靴は踵が浮かないサイズから。サイズ表(肩幅・身幅・着丈・袖丈・ウエスト・裾幅)を一度採寸してスマホに保存し、買い足し時は同シルエットを基準**にすれば失敗が消える。
10着カプセルと着回し方
厳選10着は、①白シャツ ②ダークデニム ③グレースラックス ④ネイビージャケット ⑤グレーパーカー ⑥無地T(白) ⑦無地T(黒) ⑧カーディガン ⑨チェスターコート ⑩白スニーカー+レザーブーツ(足元は2枠扱い)。色は白・グレー・ネイビー・黒・ブラウンの5色に絞ると、朝の判断が秒で終わる。
着回し例:
- きれいめ休日=ネイビージャケット+白T+ダークデニム+白スニーカー
- 通勤スマート=白シャツ+グレースラックス+チェスターコート+レースアップブーツ
- 公園ラク=無地T+グレーパーカー+デニム+白スニーカー
室内外の温度差には、カーディガンを中間レイヤーとして使うと体温調節が上手くいく。

TPO早見表で迷わない
- 通勤(ビジネスカジュアル):白シャツ+グレスラ+ジャケット/冬はチェスター。
- 保護者会・学校行事:白シャツ or 黒ニット+ジャケット+レザーブーツ。
- 公園・買い物:無地T+パーカー+デニム+白スニーカー。
- 食事会(小洒落):白シャツ+カーディガン+ジャケット+デニム(濃色)+ブーツ。
- 急なきちんと場:ネイビー基調でまとめ、靴を艶ありに。※冠婚葬祭は別途フォーマル基準。
週末に**“翌週コーデ3パターン”をハンガーに組んで吊るすと、突発予定でも崩れない。
最後に鏡の前で肩・丈・ウエスト**だけ再点検。
足りないのは数ではなく、合っている服だ。
少なく、強く、美しく。


コメント