これからイケおじを目指す人へ 7

イケおじのスタイル

コーヒーと睡眠で“昼の集中×夜の回復”を最適化

カフェインの“時計”を味方に

眠気覚ましの一杯は、実はタイミングが9割。起床直後はコルチゾールが高く、カフェインの上振れが得にくい。起床90分後の1杯目は、体内時計とシナジーが出て集中のギアが噛み合う。2杯目は昼前(11時台)に設定し、ランチ後の気だるさを先回りで抑えるのがコツ。15時以降はデカフェへ切り替え、夜の眠りに“借金”を作らない。豆は浅煎りでクリーンに、抽出はドリップで安定を。どうしても夕方に一息入れたい日は、香りを楽しむハーブティーデカフェラテで“儀式感”を満たす。重要なのは「飲む回数」ではなく「飲む位置」。時間帯ごとの狙いを決めれば、カフェインは堂々と味方になる。

午後落ち対策と仕事配分

午後の生産性は、戦い方で決まる。ランチ直後はポモドーロ25分+立ち歩き5分で脳にリズムを刻み直す。会議やメールの処理といった低〜中負荷のタスクを昼過ぎに配分し、高負荷の思考作業は午前へ寄せる。15時のデカフェは“気分のスイッチ”。マグを両手で包み、深呼吸4-6を5回。立ち作業が可能ならスタンディング10分で血流を戻す。小さな運動——肩回し、ふくらはぎ伸ばし、階段1往復——を挟むだけで、脳の“再起動”が起こる。数字に追われる日ほど、15時の儀式化が効く。意図的な休憩は怠慢ではない。むしろ、午後のダレを短く切る“設計”だ。

夜の回復ルーティン設計

集中の反対側には、必ず回復の設計が要る。夜は就寝90分前に40℃で10〜15分入浴し、深部体温を上げる。湯上がりで体温が下がる波に乗ると、自然に眠気が訪れる。入浴後はブルーライトを遠ざけ、寝室は18〜20℃・湿度50%を目安に静かな空気を作る。スマホは玄関や別室で充電し、枕元に置かない。ベッドに入ったら、ノートに**「今日の良かった3つ」を3行だけ。自己効力感が回復し、悩みの反芻が緩む。眠れない日は無理に寝ない**——薄明かりのリビングで軽い読書やストレッチに切り替え、眠気が出たら戻る。翌朝は起床時刻を動かさず、朝日と白湯でスタート。こうして**「昼=集中、夜=回復」のリズムが閉じる。
コーヒーは集中の起爆剤、睡眠は回復の母艦。両輪が噛み合うと、翌朝の自分は別人だ。メールの処理速度、言葉の切れ、家族への優しさまで変わる。

30代のイケおじは、根性ではなくリズムの設計**で結果を出す。

コメント

タイトルとURLをコピーしました