「気づいたら、テレビ見ながら年を越してた。」
そんな大みそかも悪くないけれど、イケおじなら、もう一歩だけ“自分らしさ”を足しておきたいところ。
ここではシングルバージョンとファミリーバージョン、それぞれの大みそかの過ごし方をまとめます。
シングルイケおじの大みそか|静かに自分を整える夜

シングルの大みそかは、実はイケおじにとって「一番自由に使えるご褒美時間」です。
誰にも気を遣わず、でもちょっとだけ自分を甘やかして、しっかり整える。これがカッコいい。
まずおすすめしたいのは、「夜9時からの自分ミーティング」。
ノートかスマホメモを開いて、
- 今年いちばん頑張ったこと
- しんどかったけど乗り越えたこと
- 来年は少し距離を置きたいもの
を静かに書き出していきます。
BGMはお気に入りのジャズかLo-fi、横には温かいコーヒーかハイボール。
“男のひとり反省会”なのに、どこかサマになるのがイケおじです。

ひと段落したら、少しだけ身なりも整えましょう。
シャワーを浴びて、いつもより丁寧にスキンケア。
お気に入りのルームウェアに着替えて、いい香りの柔軟剤がほのかに残るブランケットにくるまる。
誰にも見られていなくても、自分が気分よくいられる格好を選べる人は、年が明けてもずっとカッコいい。
23時を過ぎたら、部屋の灯りを少し落として、スタンドライトだけに。
テレビの代わりに、小さめの画面でカウントダウン配信をゆるく流しながら、静かに新年を待ちます。
スマホの通知は“おやすみモード”にして、LINEの返信は年が明けてからでOK。
「今この時間を、自分のために味わう」ことに集中してみてください。
年が明けた瞬間には、深呼吸をひとつ。
心の中で「今年もやるぞ」とつぶやいて、軽くストレッチしてから眠りにつく。
派手さはなくても、じわっと充電されるような大みそか。
そんな静かな夜を過ごせるシングルイケおじは、翌朝から一段ギアの違うスタートが切れます。
ファミリーイケおじの大みそか|“イベント係”になりすぎない余裕

家族がいるイケおじの大みそかは、少しだけ賑やかで、少しだけ忙しい。
年越しそば、紅白、子どものテンション、パートナーとの家事分担……。
全部を完璧に回そうとすると疲れてしまうので、「ゆるく盛り上げる司会者」くらいのスタンスがちょうどいいかもしれません。
まずは夕方〜夜にかけての時間を、“家族イベントタイム”に設定しましょう。
お店のそばでも、カップ麺でも構いません。「トッピング係」を買って出て、ネギや天ぷら、卵、刻み海苔などをきれいに並べるだけで、テーブルが少しだけ華やかになります。
このひと手間を、さりげなく楽しそうにやっているパパは、かなり可愛い。
食後は、テレビをBGM代わりにしながら、家族全員で今年のハイライトトーク。
「今年いちばん楽しかったこと」「これは笑った」「ちょっと大変だったけど頑張ったこと」などを一人ずつ話してもらいます。
パパは聞き役7割、ツッコミ2割、褒める1割くらいのバランスで。
家族の言葉をちゃんと拾ってあげられるイケおじは、その場の空気をふわっと温かくできます。

子どもがいる場合は、無理に0時まで起こしておかなくても大丈夫。
「一緒に年越しできる年」と「先に寝ちゃう年」が混ざっているくらいが、むしろ思い出としてちょうどいいものです。
寝かしつけのあと、リビングに戻ったら、ライトを少し落とし、パートナーとだけの“静かな二次会”を。
温かい飲み物でも、お酒でも、ほんの少しだけグラスを満たして、「今年もお疲れさま」と乾杯します。
そして、家族が眠ったあとの十数分は、ファミリーイケおじにも“ひとりの自分”に戻る時間。
散らかったテーブルを簡単に片づけて、ソファに腰を下ろし、背筋を伸ばして深呼吸。
「この家族と新しい年を迎えられるのは、なかなか悪くないな」と、ひとりニヤッとできたら最高です。
大みそかを“完璧なイベント”にする必要はありません。
シングルでもファミリーでも、ほんの少しだけ自分らしさと余裕を足すこと。
そのゆるいこだわりこそが、イケおじのカッコよさと可愛げをつくってくれるはずです。

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