休み明けに仕事のエンジンがかからない50代へ|無理なく再始動する3日間の仕事術

イケおじライフスタイル

長い休みが終わった翌朝。

目覚ましは鳴った。会社にも行った。パソコンも開いた。

ところが、どうにも仕事のスイッチが入らない。

「休んだんだから元気なはずなのに」

50代になってから、私はそんなふうに考えること自体が、少し違うのではないかと思うようになりました。

若い頃のように休み明け初日からトップギアに入れるのではなく、3日ほどかけて仕事のリズムを取り戻す。

今は、このくらいの余裕を持ったほうが大人の働き方として自然だと考えています。

私が困っていたこと|休んだ後なのに頭が仕事についてこない

休暇中は仕事から離れ、起きる時間も食事の時間も普段とは少し変わります。

問題は、休み明けでした。

会社へ行けば仕事モードに戻れると思っていても、メールを読んでも内容が頭に入りにくい。机の上には仕事が積み上がっている。

そこで、

「遅れた分を今日中に取り戻そう」

と考えてしまいます。

ここに、私が以前やっていた失敗がありました。

最初に失敗した方法|初日から100%に戻そうとした

私が見直したいと感じたのは、「休んだのだから初日から100%働かなければならない」という考え方です。

特に失敗につながりやすいと感じるのが、

  • 朝から溜まった仕事を全部処理しようとする
  • 休暇中のメールを見ながら次々と仕事に手を出す
  • 「今日は残業してでも追いつこう」と考える

という動き方です。

一見すると真面目なのですが、仕事の優先順位が見えなくなりやすい。

50代になると、求められるのは単純な作業量だけではありません。

判断する、相談される、段取りを決める。

だからこそ、休み明けは「たくさん動く」より「頭を仕事に戻す」ことを優先するようにしました。

実際に試した方法|3日間で仕事を通常運転へ戻す

私が取り入れたいのが、「3日間で戻す」という考え方です。

1日目|仕事をするより、まず整理する

初日は、いきなりアクセルを踏みません。

まず、

「今日やること」
「今週中でよいこと」
「自分がやらなくてもよいこと」

に分けます。

メールも全部に即返信しようとはせず、緊急性の高いものから確認する。

初日の目標は、仕事を終わらせることではなく、仕事全体を見渡せる状態に戻すことです。

これだけでも翌朝の入り方が変わります。

2日目|一番大事な仕事を一つ進める

2日目は、少しギアを上げます。

ただし「あれもこれも」ではありません。

午前中に、その週で重要な仕事を一つ進める。

資料作成なら資料作成。
打ち合わせなら打ち合わせ。
現場仕事なら優先順位の高い案件。

中心となる仕事を一つ前へ動かすと、「仕事に戻ってきた」という感覚をつくりやすくなります。

3日目|通常運転へ戻す

3日目になったら、普段の仕事量へ近づけていきます。

私はここで初めて、

「今週どこまで進めるか」

という週単位の目標を考えるようにします。

初日に一週間分を背負わない。

これが大切です。

1日目は整理、2日目は前進、3日目から通常運転。

休み明けの自分に助走期間をつくる考え方です。

変化または気づいたこと|頑張るより「順番」が大事だった

結局、今までは、

一日目 頭ではわかっていても、体と心は休みモードに後ろ髪を引かれていました。

二日目 早く元のペースを取り戻さないといけないと、気持ちが散らかって集中できません。

三日目 結局元のペースに戻らないまま、無理やり通常モードに戻しきれない状態です。

このように、三日間でも再始動がかからない。

私がこの考え方で大切だと思うのは、休み明けに必要なのは「気合い」ではなく仕事を戻す順番だということです。

同年代にすすめる理由|50代は「全力」よりペース配分

50代になると、仕事では任される範囲が広くなります。

だからこそ、毎日100%の力を出そうとするより、

必要な日に力を出せる状態を保つ。

そんな働き方のほうが現実的です。

休み明けくらい、助走があっていい。

初日に70%、翌日に85%、3日目にいつものペース――というくらいの感覚でも構いません。

数字はあくまで私なりの目安です。

「今日はまだエンジンがかからない」と自分を責めるより、

「今日はエンジンを温める日だ」

と考える。

それだけでも月曜日の景色は少し変わってくると思います。

向いていない人・注意点

この3日間方式は、通常の連休や夏休みなどから仕事へ戻る際の、私なりの仕事整理術として紹介するものです。

強い疲労感や気分の落ち込み、不眠、食欲低下などが長く続いている場合は、「休み明けだから」と決めつけないことも大切です。

厚生労働省「こころの耳」では、活気の低下、不安、不眠、食欲低下などもストレス反応として紹介し、症状が重かったり長期間続いたりする場合には専門家への相談を勧めています。

睡眠や休養を整えることも、働く人のセルフケアの一つとして厚生労働省の情報で紹介されています。

無理を押して働くことをすすめる記事ではありません。

まとめ|休み明けのイケおじは、静かにエンジンをかける

昔は「休んだのだから頑張らなければ」と考えていました。

でも50代の仕事は、短距離走ではありません。

これからも働き続けるなら、自分の状態を見ながらペースを調整できることも、大人の仕事力の一つだと思います。

1日目は整理する。
2日目は大事な仕事を一つ進める。
3日目から普段のペースへ戻す。

休み明けから、いきなりアクセル全開にしなくてもいい。

焦らず、それでも確実に前へ進む。

そんな再始動の仕方が、50代には似合うのではないでしょうか。


参考資料

厚生労働省「こころの耳・ストレスとは」では、心理面・身体面・行動面に現れるストレス反応や、長く続く場合の相談について解説されています。

厚生労働省「こころの耳 5分研修シリーズ」では、生活習慣と睡眠、職場でできるセルフケアなどが紹介されています。

厚生労働省 e-ヘルスネット「休養・こころの健康」では、十分な睡眠とストレスへの対応を含め、休養とこころの健康について解説されています。


著者ボックス

[著者名・辺境のおじ様]

地方都市で暮らす50代男性。仕事、家庭、体力の変化と向き合いながら、「若作りではなく、50代から毎日を少し格好よく生きる」をテーマに自身の経験を発信しています。

この記事では、休暇明けに仕事のペースを戻すために実際に試した方法や、失敗から気づいたことを中心にまとめています。

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