少し寒くなった秋に何を着る?|50代男性が清潔感を失わない大人の重ね着ファッション

イケおじの外見

10月後半になると、朝、玄関を出た瞬間に思うことがあります。

「……あれ、思ったより寒いな」

そこで少し厚手の上着を羽織って出かける。

ところが昼頃になると、

「暑い。完全に選択を間違えた」

となる。

秋という季節は、50代のおじさんに地味な二択を迫ってきます。

朝の寒さを取るか、昼の暑さを取るか。

若い頃なら多少暑くても寒くても勢いで何とかなった気がしますが、50代になると、汗だくのジャケット姿も、寒そうに肩をすぼめている姿も、できれば避けたいところです。

そこで今年の秋、私が改めて考えたいのが「重ね着」です。

単に服を何枚も着るのではありません。

暑ければ一枚脱げる。そして、一枚脱いだ後もちゃんと格好がつく。

これが大人の重ね着ではないかと思うのです。

私が困っていたこと|朝と昼で服装の正解が変わる

10月下旬から11月初旬は、地域やその日の天候によって気温差があります。

朝は肌寒くても、昼間に日差しが出ると意外に暖かい。

この時期、一着の厚い服だけで対応しようとすると、なかなか難しいものです。

2026年秋のメンズファッションでも、ニットや暖かみのある素材、ライトアウター、レイヤードスタイルなどが取り上げられています。ユナイテッドアローズでは、10月の服装として羽織りやライトアウターを使ったレイヤードを紹介しています。

流行をそのまま追いかける必要はありません。

50代の私たちにとって大事なのは、

「今年流行っているか」より「自分が無理なく調整できるか」

だと思っています。

最初に失敗した方法|厚手の一着で何とかしようとした

私の場合は、寒そうな朝に合わせて厚手のコートを選び、昼間に暑くなって困ったことがありました。

上着を脱げばいいのですが、その下が薄手の肌着に近いカットソーだけ。

結果として、

「暑いけれど上着を脱ぎにくい」

という、何とも不自由な状態です。

防寒だけを考えて、上着を脱いだ後の姿を考えていなかったわけです。

これでは重ね着というより、ただの厚着でした。

ここが私の最初の反省点です。

実際に試したこと|「3枚を別々に使える服」にした

そこで考え方を変えました。

基本を、

インナー+ニットまたはシャツ+軽い羽織り

の3段階にしたのです。

例えば、

白やチャコールのカットソー
+ハイゲージニット
+黒の軽いジャケット。

あるいは、

長袖Tシャツ
+シャツ
+薄手のブルゾン。

ポイントは、一番上の服ではありません。

真ん中の服を一枚で着ても成立するようにしておくことです。

昼間にジャケットを脱いでもニット姿でいられる。

さらに暖かければ、ニットを脱いでカットソーでも過ごせる。

そうすると気温に合わせて調整しやすくなります。

重ね着そのものについても、2026年のユナイテッドアローズの解説では、アイテムを組み合わせることでシンプルな服装に奥行きをつくり、着回しを広げる方法として紹介されています。

50代なら「色を増やしすぎない」ほうが私は楽だった

私が重ね着で意識したいのは、枚数より色です。

3枚着るからといって、3色、4色と増やしていくと、鏡の前で急に難易度が上がります。

そこで私は、

白・黒・グレー・ブラウンあたりから2〜3色程度

を基本にするのが扱いやすいと感じています。

2026年秋もモノトーンやブラウンなどの落ち着いたカラーが紹介されていますが、これは流行だからというより、手持ちの服とも組み合わせやすいのが助かります。

たまに差し色を入れるくらいなら楽しい。

ただし私は、全身で秋を表現しようとは思いません。

50代のおじさんが全身で紅葉し始める必要はないのです。

変化または気づいたこと|「脱げる服」は行動まで楽にする

重ね着を意識するようになって感じたのは、服装そのものよりも外出中の気楽さでした。

朝は羽織る。

昼は脱ぐ。

夕方になったら、また着る。

それだけです。

「今日は厚着しすぎた」

「上着を置いてくればよかった」

と服のことばかり考える時間が減りました。

そして、もう一つ気づいたことがあります。

清潔感は、高価な服を着ることより、今の気温や場所に無理なく馴染んでいることでもつくれるのではないか。

汗をかいたまま厚手の上着を着続けるより、暑ければ自然に一枚脱げる。

私はそんな服装のほうが、大人らしく感じます。

同年代にすすめたい理由|50代は「一着勝負」をやめると楽になる

50代になると、服を大量に買い足したい人ばかりではないでしょう。

私も「毎年全部買い替える」ようなファッションは現実的ではないと思っています。

だからこそ重ね着です。

春に着ていたシャツ。

手持ちの薄手ニット。

昔から使っている黒のブルゾン。

そういった服を組み直すだけでも、秋らしい着方はできます。

2026年秋はクラシック、トラッド、ニットなどが注目されていますが、流行を丸ごと取り入れるのではなく、今ある服の組み合わせを見直す程度でも十分楽しめます。

買い足す前に、まず重ねてみる。

これは財布にもクローゼットにも優しい大人の遊びです。

向いていない人・注意したいこと

重ね着にも弱点はあります。

厚手の服を何枚も重ねれば、当然モコモコします。

特に首元、肩、脇が詰まって見える組み合わせは、私は避けたいところです。

また、ジャケットの下に厚手のニットを着る場合は、窮屈にならないか実際に腕を動かして確認したほうが安心です。

そしてもう一つ。

ネットで「50代にはこれ」と紹介されていても、体型、仕事、移動手段、住んでいる地域によって正解は違います。

車移動が中心の人と、電車や徒歩移動が多い人でも必要な防寒は変わります。

ですからこの記事も、

「こう着るべき」ではなく、私こと「辺境のおじ様」が秋服を考えるときの一案

として読んでもらえればと思います。

まとめ|秋のお洒落は「脱いだ後」まで考えてみる

50代の秋服で私が大切にしたいのは、若く見せることでも、流行を全部追うことでもありません。

朝寒ければ羽織れる。

昼暑ければ脱げる。

そして、脱いだ姿もそれなりに整っている。

それだけで秋の外出はずいぶん楽になります。

今年の10月後半から11月初旬。

クローゼットを開けたら、新しい服を買う前に一度、

「このジャケットを脱いだら、俺はどうなっている?」

と確認してみてください。

鏡の前で上着を一枚脱ぐ。

そこまでが、50代の秋コーデです。


参考資料

・UNITED ARROWS「2026年秋のトレンドと秋のメンズコーデ24選」
・UNITED ARROWS「メンズの10月の服装|上旬・中旬・下旬のおすすめ秋コーデ」
・UNITED ARROWS「メンズのレイヤードスタイルを着こなすには?」


著者ボックス

辺境のおじ様

地方で暮らす50代男性。仕事や家庭と向き合いながら、「50代からでも少し格好よく、少し楽しく」をテーマに、ファッション、暮らし、仕事、健康などを自分なりの目線で綴っています。

専門家として断定するのではなく、同年代のおじさんが実際の生活の中で試したこと、失敗したこと、そこから感じたことを中心に発信しています。

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